【アトピー体験記#4】アトピーの悪化を防ぐ方法3選

本記事ではけいやが個人的におすすめするアトピーが悪化しないための方法について紹介します

あくまで個人的見解ですが、けいやと似たようなアトピー症状で悩んでいる方には参考になるかもしれません

また、既にアトピー症状が悪化している場合と、アトピーが改善した状態の場合では悪化させないための方法は異なると考えています

そのため、上記ふたつのパターンでそれぞれ悪化を防ぐ方法を紹介します

アトピーの悪化を防ぐ方法3選

けいやのアトピー症状のタイプ

アトピー症状にもいろいろなタイプがあります

症状によって対処方法も変わってくるため、けいやの症状と異なるタイプの方は以下で紹介する方法が通用しない場合もあるかもしれません

けいやのアトピー症状は夏に改善して冬~春にかけて悪化するタイプです

なぜ夏に改善して冬~春にかけて悪化するのか原因はわかりません

推定原因を挙げるなら以下のとおりです

  • 夏は汗をかくから肌の新陳代謝が促進されて改善する
  • 冬は肌が乾燥するため悪化する
  • 春は花粉や黄砂等のアレルゲンが多く飛び交うので悪化する

逆に夏に悪化するタイプのアトピーの人もいます

そういうタイプの方にとっては逆効果になりえる方法も以下には混じっているかもしれないので注意してください

アトピー症状が悪化している場合

既にアトピー症状が悪化している場合、特に重症化している場合は、掻くの我慢するのは無理です

頭が狂いそうなぐらいの痒みが襲ってくるので、その痒みとどう戦うか、どういなすか、どう受け止めるかが勝負になってきます

「重症化している場合って、どのくらいの重症度?」と気になる方は、以下の記事を確認いただけたらと思います

1.爪を切る

爪を短くするのはとても重要です

重症化すると掻かないことは不可能なので、掻いたときになるべくダメージを小さくなるよう、爪を短い状態で維持します

理想的には毎日やすりで爪を削って常に爪よりも指先の肉が前に出ている状態を維持するのがベストです

この状態にしておくと身体を掻いた際に、爪で引っ掛けてかさぶたをはがしてしまうリスクを低減できます

また、掻いた際の皮膚へのダメージは、爪が伸びている場合と雲泥の差があります

2.散歩をする

24時間襲ってくる痒みからどのようにして逃れるか

痒みから逃れる方法は以下の3種類があります

  • 眠る
  • 散歩する
  • お風呂に入る

重症化している際は、痒みのせいで眠るのも一苦労なのですが、一度眠って意識が飛んでしまえば、当たり前ですが、痒みは気になりません

また、散歩をしている間も痒みが軽くなります

とはいっても、10分や20分の散歩ではだめで、最低1時間です

けいやの場合は、最初の1時間は身体を掻きながら歩くという状態で、1時間を過ぎたあたりから、痒みが引いていき普通の散歩状態となっていました

おそらく、心拍数が上がって身体が運動モード(交感神経優位状態)になると痒みを感じにくくなる人体の仕組みがあるのだと思います

そのため、別に散歩に限らず運動をすればよいと思うのですが、毎日やるとなると散歩が一番身体に負担がかからないと思います

歩き始めは、普通にかゆいし、なんなら汗が傷にしみて逆にかゆくなりますが、その山を越えると楽になるから不思議です

最後のお風呂に入るは、これはやらない方が良いです

湯船につかっている間は、痒みがないのでとても楽ですが、お風呂から上がった後が地獄なのでおすすめしません

3.お風呂に入らない

「お風呂に入ったら痒みから逃れられるのに、お風呂に入るなとはこれ如何に?」ですが、以下の理由によりお風呂に入ることはおすすめしません

  • お風呂に入った後は、皮膚がふやけて傷がつきやすい状態となる
  • 風呂上がり後に皮膚の乾燥が始まると激烈にかゆくなる
  • 入浴中に皮膚に傷をつけがち

風呂上りは皮膚がふやけてしまうので、そこを掻くとダメージが大きくなります

また、風呂上りは皮膚が乾燥してとにかく身体がかゆくなります

「保湿すれば良いのでは?」と思う方もおられるかもしれませんが、けいやの場合は傷口を保湿するとそれが刺激となって激烈にかゆくなるタイプだったため、保湿もできませんでした(というか、痒みと戦いながら全身を保湿するのに2時間弱を要していて、疲弊して諦めました)

あと、入浴中ってアトピー患部の皮膚をいじったり剥いたりしてしまいません?

これも非常に良くない

ということで、けいやはお風呂には入らないことをおすすめします

「入らないってどのくらい?」ですが、それは症状によりけりです

けいやの場合は、入院中は4日に一度にしていました

初めは抵抗がありますが、慣れれば慣れます

大体毎日お風呂に入っている動物は人間だけなので、多少入らなくたって全く問題ありません(アトピー患者は肌を清潔に保となければならない、という理由で入浴を進める医師もいますが、そこは考え方の違いということで)

アトピーが改善している場合

さて、こちらはアトピーが改善している場合のアトピーを悪化させない方法になります

実は普通のことしか書いていないのですが、裏を返すと、悪化している人に普通の方法を適用するのは難しいということです

1.爪を切る

こちらは悪化している場合でも書きましたが、改善している場合でも爪は短く保ちましょう

毎日やすりで削る、までしなくてもよいかもしれませんが、3日に一度は爪を切ってやすりをかける方が良いと思います

けいやの場合は、3日に一度爪を切ってガラスやすりで爪が指先の肉より後ろに行くよう追い込んでいます

2.保湿をする

「保湿する」はもはや世間の常識かもしれません

もちろん言いたいのは重症化しているときは保湿しなくてもいいですよ、保湿無理ですよ、ということです

症状が改善したら特に冬場を保湿をした方が肌を良い状態で保てると思います

保湿剤は何でもよいです

けいやは昔はキュレルを使っていましたが、詰め替え用が売っていないので、最近は赤ちゃん用のアトピタを使っています(こちらは詰め替え用があり、若干コスパが良いです)

3.掻くことを我慢する

こちらもすごく当たり前です

もちろん言いたいのは、重症化したときは掻くのは我慢できないですよ、掻いても治りますよ、ということです

しかし、アトピーが改善した状態であれば、掻くことはある程度我慢できると思います

アトピー患者はどうしても掻き癖がついていることが多いので、安易に掻かない、多少の痒みは意識的に我慢するという心掛けは重要と思います

おわりに

本記事ではけいやが個人的におすすめするアトピーが悪化しないための方法について紹介しました

特にアトピーが重症化した際は、普通のことが普通にできない異次元の状態となるため、常識的な考え方が通用しない場面があります

アトピーが改善した状態から悪化させない方法は、書いてみると至極普通の内容でしたね

本記事がアトピー症状に悩む方の何かの参考になれば幸いです〆

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