リベ大・両学長とオリラジ・あっちゃんの対談動画がアップされましたね
この動画内でリベ大・両学長が以下のような趣旨の話をしていました
「なるほど、そうなのかもしれない」
と感心した一方で、
「本当か?」
と思ったので少し計算してみました
「景色が変わる」の検算
2020年9月19日の朝日新聞の記事によると日本の現預金額は過去最高の1031兆円になっているようです
家計が持つ金融資産が1883兆円で、そのうち現預金55%を占めています
この約1000兆円が日本国債に回されたとすると、1年で1001兆円になります(金利:0.1%計算)
1兆円増えました
さて、両学長が云うように、約半分の500兆円を株式投資に回したとしましょう
金利を現実的な3%で計算すると、1年で515兆円になります
1年で15兆円増えますね
次に財務省のHPで税収を確認してみましょう
2020年度の税収は上記のグラフから読み取ると以下となります
- 消費税:21.7兆円
- 所得税:19.5兆円
- 法人税:12.1兆円
確かに日本国債の1兆円の利益では全然足りないけど、株式の利益15兆円なら上記のどれかひとつの税収を賄える規模であることがわかります
結論:確かに景色が変わった
ということで、両学長の云う通り、確かに500兆円を株式投資に回せば、消費税・所得税・法人税のどれかひとつ分くらいを賄える利益が上がることがわかりました
今回は利回り3%で計算しましたが、調子が良ければ5%くらいで計算して25兆円の利益が上がって、消費税が丸々賄えてもおかしくありません(つまり普段支払っている消費税分は個人の株式から利益が上がるので気にならなくなる、ということ)
ここまでくると、本当に日本の見える景色が変わってきますね
…と書きつつも、利益が上がるということはそれだけリスクがあるということでもあります
不景気の時には全く株式で利益が上がらないという事態も考えられるでしょう
でもその場合でも、結局は今の状態(国民が現預金で銀行に預けている状態)と変わらないというだけの気もするので、個人がリスクに見合った現金を保有しつつ、株式に投資するのは日本が元気になるひとつの方法なのではないかと思った次第であります〆
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