UFOは地球にたびたび訪れているし、宇宙人は我々より文明が進んでおり、常に人間を監視している。そんなことを真剣に語る人たちのドキュメンタリー「極秘UFOプロジェクト」である。
【ドキュメンタリー:極秘UFOプロジェクト】UFOは存在する。我々より高度な知的生命体が地球や人間を監視している。だって地球は宇宙のディズニーランド。こんな楽しい惑星に、みんなが来ないはずがない。的な内容。UFO技術の反重力システムの実用化が待たれる(もう試作機はできているらしい)。
— Keiya | 強くなりたい (@2R8R9) March 28, 2023
彼らによるとかの有名なロズウェル事件で米軍によりUFOや宇宙人は回収されており、その分析は進んでいる。UFO技術は我々のものに比べてあまりにも高度なので(特に材料工学)、他国に対して優位に立つために米国政府はその情報の公開を拒んでいる。というか、米国政府にすら情報は上がっておらず、米軍か一部の関連企業の中だけで秘密裏に情報は管理されている。
まず思うこと1つ目。情報公開しないメリットよりデメリットのほうが大きいのではないか。今アルテミス計画等でロケット開発に多大なリソースを投入しているけど、反重力装置などのUFO技術があるならみんなでそっちを研究したほうが効率がよいのではないか。
思うこと2つ目。UFO技術を使用したUFO試作機も完成しているようだが、そういうものを造ったり飛ばしたりするのにはたくさんの人達が関わるはずで、UFO情報を隠すのは無理ではないか。必ずどこかで漏れるはず。本作でも開発に関わっていた人物のインタビューが収録されているが、もっと大規模に情報が漏洩されてしかるべきだと思う。
思うこと3つ目。なぜ目撃される宇宙人はいつも人間と似通った姿かたちをしているのか。必ず目と鼻があって、2本の手足がある。おまけに、危害を加えるわけでもなく、人間に干渉する場合は誘拐しても調べるだけ、テレパシーで会話可能で「地球を大切にしなさい」とか言ってきたりする。これだと「宇宙人はタイムスリップしてきた未来の人間」という説明のほうがしっくりくる。あるいは人間は宇宙人によって種をまかれた生命体であり、ペットのようなものあるという説明もありかもしれない。
そんなこんなで、個人的にはUFOの存在はまぁOKだけど、その情報が人間の手の中にあるというのには懐疑的です。たぶんなんにもわかってないんじゃないかな。地球外生命体は必ず存在するし、我々より高度な文明を持った宇宙人もどこかにいることでしょう。しかし今のところは、それは人間の空想でしかないのです。
以下各エピソードの雑な感想。UFOネタで6エピソード引っ張るのはすごいと思った(約2時間40分)。
エピソード1:プロジェクト・ブルーブック
UFOを調査するプロジェクト・ブルーブックは1969年に終了、結論はUFOは存在しないであった。冷戦期の核戦争への恐怖からUFOが生み出されたのかもしれない。
エピソード2:ホワイトハウスの隠蔽工作
今となってはUFO関連の情報がどこで管理されているのかわからなくなっているらしい(おそらく大統領も情報にアクセスできない)。そんな大切な情報、もっと慎重に情報扱えよと思う。
エピソード3:コードネーム「オーロラ」
米国は1940年頃からUFOの複製を試みている。反重力システムがあれば、自分のまわりの重力を無効化できる。そしたら、どんなものでも簡単に飛べる。素晴らしすぎる技術。隠してないで情報公開して開発を加速させよう!
エピソード4:機密流出
米国防省をハッキングしたらUFOの情報が出てきた。地球外の職員というリストもあった。地球外職員って、UFO目撃や宇宙人捕捉とかとは次元の違う話になってますやん。あなたの友人も実は宇宙人かもしれない。
エピソード5:ソ連の秘密
もちろんソ連にもUFO来てます。ブラジルにも!中国にも!
エピソード6:その存在を知った今
UFOの存在を知った今、民族文化や神話の再解釈が必要である。と言われてもねぇ。。もうなんでもありですやん。というか、今までの人類の研究をすべて否定しかねないですやん。
〆
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