Tommy Emmanuelのアルバム「Only」を聴く

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不朽の名作Tommy Emmanuel(トミーエマニュエル)のアルバム「Only(オンリー)」(2000年リリース)

アルバム「Endless Road(エンドレス・ロード)」と並び、この2枚はTommyのアルバムの中でも、演奏の美しさ・作曲の素晴らしさにおいて、頭ひとつ抜き出ている作品だと思います

Mel Bay社の楽譜に記載されている情報を、訳しつつ、補足しつつ、掻い摘んで紹介します

なお、アルバム「Endless Road」に関する記事は以下を参照下さい

1.THOSE WHO WAIT

「人生において学ぶことはたくさんあるでしょう?人生は私たちの先生です。人生は学校であり、もし私たちが賢ければ、お互いから教訓を得ることができます。今まで最も学ぶことが難しかったもののひとつに、忍耐があります。物事がうまくいくと信じる忍耐です。忍耐強くあれ、というのは本当に学ぶのが難しい。それがこの曲のテーマです。内面から湧き上がる動機が正しいものであると、本気で信じることについての曲です。そうすれば、すべてはあなたを正しい方向へと導いてくれるし、失敗はないのです。」

2.I’VE ALWAYS THOUGHT OF YOU

Tommyの11歳の娘Amandaがこの曲の名前を与えてくれました。彼女は、ツアーで離れているときはいつでも彼のことを考えていると教えてくれたのです。

3.MOMBASA

TommyはWorld Visionの代表としてケニアへの旅に参加しました。そして、海沿いの町Mombasaを訪れた際に、この曲を書きました。ギターとバッテリー駆動のアンプを使って演奏し、辺鄙な地域に住む人々を熱狂させました。この旅はオーストラリアのドキュメンタリーTVとして記録され、World Visionの活動にスポットライトを当てました。この曲は、Tommyが感じたアフリカの素晴らしい人々、風景、音やリズムを捉えています。

4.TIMBERLAKE ROAD

「Timberlake Roadは友達のMark Pritcherが住む場所で、彼とはChet Atkins Appreciation Societyを通して知り合いました。ある日、彼の家に滞在した時に、部屋からグレート・スモーキー山脈を見渡しながら、彼がバイオリンをどのように演奏するのか少し考えました。これがこの曲の糸口になり、曲が完成したのです。」

5.QUESTIONS

「これから弾く曲は、先月書いたものです。現在、世界中を飛び回っており、フランス、ドイツ、オーストラリア、ニュージーランド、再びドイツ、イギリス、ペルーのギターフェスティバル、そして今、私はテネシー州にいますよ、みなさん!この曲はおそらく、今までの中で一番の出来です。曲を書く際によく起こることがあります。『曲を書く時が来た』となり、ギターを手に取り、弾き始め、曲が立ち上がります。私は弾き続きます。直感と心を使って音楽を作ります。気に入ってもらえると嬉しいです。曲の名前は”Questions”、人生についての曲です。」

6.PADRE

「この曲はデンマークのTorben[1]人名、誰かは不明のために書いた曲です」

7.LUTTRELL

この曲は、テネシー州東部、クリンチ・マウンテンの山嶺の丘の起伏の中にあるChetの生まれ故郷の街Luttrellに敬意を表して名前が付けられました。Chetの良き友であるBusterとLorena Devaultは今でもそこに住んでいます。Tommyと彼の幼き友人Biskie Holmanはその街の駅で写真を撮りました。

8.SINCE WE MET

(補足説明なし)

9.DRIVETIME

この曲は名前は、ラジオを聴きながら車で家路につく日常の時間から来ています。しかし、この時間はより重要なものとなりました。このドライブは、彼の娘Amandaを学校から家に連れ帰る途中の一緒に過ごす時間となったのです。

10.THE ROBIN

(補足説明なし)

11.TRAIN TO DUSSELFORF

Tommyはこの曲を、リップシュタットからデュッセルドルフへ向かうドイツの列車の中で書きました。

12.BISKIE

Tommyは、もしMerle TravisとLeo Kottkeが出会っていたら何が起こっていただろう、カフェイン漬けになっていたかな、と思っています。それがこの曲の着想です。しかし、最終的には、この曲の名前は、彼の親しい友人であるWillの娘Biskieから取りました。この本の冒頭の写真でBiskieはTommyと写っています。

13.STAY CLOSE TO ME

Tommyはこの曲を、とても辛い時間を過ごしてきた友人のために書きました。幸福なことに、彼はこの困難な道のりを克服することができ、人生を歩み続けています。この曲は、ピックを使用せず、柔らかな響きを持っています。

14.OL’ BROTHER HUBBARD

Tommyはこの曲を、Jerry Reedと彼の素晴らしい演奏スタイルへの称賛を表すために書きました。

0.-1 Tommy Emmanuel

Tommy Emmanuelは、Chet Atkinsに「疑いの余地なく、この地球上で最も素晴らしいギタリストの一人」と称賛され、テネシー州メアリービルのSteve Kaufman小劇場からオーストラリアのシドニーオリンピック閉会式に至るまで、観客に衝撃を与てきました。多くの文明諸国でコンサートを行ってきたこの精力的なパフォーマーは、彼の言葉を借りると「たまたま良いギタリストになれただけ」とのことですが、カンザス州ワインフィールドで行われる名高い競技大会に2000年にゲストとして初めて招待されました。Tommyがそこでパフォーマンスをする少し前までは、たくさんの観客は演奏が終わったと聞き、500人程度が収容可能な会場で恍惚としていましたが、その3倍の聴衆がTommyのアコースティックギターの演奏を聴くために、その会場を満たしていたのです!

彼の生まれ故郷であるオーストラリアでは、努力を惜しまない数少ない若いギタリストに対して、良き師であり続けてきましたが、Tommyはどうやら世界の舞台でパフォーマンスするよう運命づけられているようです。彼の申し分のない趣向、完璧な技術、人を惹きつける人柄は、ファンや批評家さえも感化し続けています。

0.-2 謝辞

Tommyのアルバム”Only”の作品たちの練習を楽しんでくれることを心から願います。音楽で喜びをもたらしてくれたTommyに多くの感謝を送ります。全曲・全小節のために紙面を割いて下さったMel Bay社に感謝いたします。繰り返し部分にも変化があるためリピート記号で記すのは非現実的であり、それを省略することは私には耐えられませんでした。イタリアのギタリストであるDaniele Bazzaniが私とは別にこれらの曲に取り掛かっており、親切なことに先に取り掛かっていた部分については私に楽譜を提供してくれました。そのおかげで、私の仕事はいくらか楽になりました。彼の最新アルバム”Truss Roads”はdanielbazzani@inwind.itにて入手可能です。いくつかの難しいフレーズを助けてくれたBrett Woodに感謝します。これらの曲の難しさは一様ではなく、覚えておいてほしいのは、聴き取った音やポジションは最善を尽くしてはいますが、主観的なものです!これらの曲に対する疑問があれば遠慮なくお知らせください。そして、このプロジェクトに従事することを許してくれた妻のCarolと娘のKatelynnにとても感謝しています。

Mark Pritcher

テネシー州ノックスビルにて

gmpir1@aol.com

References

References
1 人名、誰かは不明

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