養老孟司「バカの壁」を読む

なぜ今、2003年刊行の養老孟司氏の著書「バカの壁」なのか。それは2023年の今だからこそ、バカの壁を読み返す意味があると感じたからだ。もう一度「話せば分かるなど幻想である」という認識を確かめよう。 (function(b,c,f,g,a,...

松尾芭蕉「おくのほそ道」を読む

日本語へのこだわり。そんな矜持を感じる作品であった。松尾芭蕉の「おくのほそ道」のことである。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b=b||function(){argum...

鴨長明「方丈記」を読む

人生は無常である。徒然草に続き、ああ無常な随筆・方丈記。鎌倉時代とはそれほどまでに栄枯盛衰を実感する時代であったのか。貴族階級の衰退、武士の台頭、平家の没落。さらには大火事、竜巻、大飢饉、大地震。人類の覇権争いによる時代の変化とは別に、文明...

吉田兼好「徒然草」を読む

「つれづれなるままに、日暮らし硯に向かひて、心にうつりゆく由なしごとを、そこはかとなく書き付くれば、あやしうこそもの狂ほしけれ」という書き出しが有名ですが、「硯」の部分を「パソコン」に入れ替えれば、そのままこのブログのことかもしれません さ...

紫式部「紫式部日記」を読む

枕草子を読んだのであれば、私のこともよろしくね、と天の声が聞こえた気がしたので、紫式部の「紫式部日記」を読みました (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b=b||funct...

清少納言「枕草子」を読む

今は昔、コミックボンボンという児童漫画雑誌がありまして、その中で何の漫画かは忘れましたが「春は揚げ物、清少納言」というカットを見て笑っていた思い出があります ということで、清少納言の「枕草子」を読みました (function(b,c,f,g...

菅原孝標女「更級日記」を読む

「夢見がちな文学少女、アロフォーになり信仰に目覚める」 ということで、菅原孝標女(すがわらのたかすえのむすめ)の「更級日記」を読みました (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a...

藤原道綱母「蜻蛉日記」を読む

人生は、あるかなきかの心地する、かげろふの日記(にき)といふべし ということで平安時代の日記文学、藤原道綱母の「蜻蛉日記(かげろうにっき)」を読みました (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliate...

紀貫之「土佐日記」を読む

貫之もすなる日記(にき)といふものを、けいやもしてみむとてするなり …という動機で始めた本ブログではありませんが、ブログは日記みたいなものかもしれません ということで、日本最古の日記文学と言われる紀貫之の「土佐日記」をビギナーズ・クラシック...

「マンガ 面白いほどよくわかる!古事記」を読む

「日本っていつから日本なの?」 「それはね、イザナキとイザナミが結婚して淡路島を産んだときからだよ」 「…はい?」 ということでかみゆ歴史編集部の「マンガ 面白いほどよくわかる!古事記」を読みました (function(b,c,f,g,a,...