山崎圭一「一度読んだら忘れない日本史の教科書」を読む

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前に山崎圭一氏の著書「一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書【経済編】」を読んでとても勉強になったので、同著者の「一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書」も読んでみました

相変わらず年号は使用しない主義で少し癖のある本書ですが、それでもやっぱり日本史の概略がとてもわかりやすくまとめられています

年号がなくたって歴史は勉強できるんですね(新鮮)

ざっと日本史をおさらいするには打ってつけの本だと思います

本書の感想

相沢忠洋というすごい人

縄文時代あたりの章で見慣れない人物の紹介があります

その名は、相沢忠洋(あいざわただひろ)

なんでも日本に旧石器時代(縄文時代より前の歴史)があることを証明した人物なのだとか

それだけなら「ふーん」なのですが、実は相沢さんは学者ではなく、納豆の行商をしながら独学で考古学を勉強していた人というから驚きです

なんで納豆屋さんが考古学?と思いますが、もともと相沢さんは考古学が好きで、考古学に時間を割くために融通が利く納豆行商を選んだようです

また、相沢さんは地中(後の岩宿遺跡)から発見した黒曜石の打製石器を学者に見てもらうために群馬県から東京まで自転車で日帰り往復していたようです

その距離なんと片道120km

昔の人は気合が違うなと思いますね

いつか相沢さんが見つけた群馬県の岩宿遺跡にも行ってみたいものです

なお、岩宿遺跡から車で17分くらいの場所に相沢忠洋記念館もあるようです

征夷大将軍の意味

征夷大将軍(せいいたいしょうぐん)は、もともとは蝦夷(えみし、東北地方の人々)を朝廷に従わせるための将軍という意味です

征夷大将軍はあくまで朝廷が任命するので朝廷の方が格上です

幕府というのは、征夷大将軍が国を治めるために設けた役所ですが、治安が悪いから朝廷に代わって武家が一時的に治安維持にあたりますよ、という位置づけのためやっぱり朝廷(天皇)がトップです

と、このような説明が本書にあり「なるほどなー、征夷大将軍の意味の説明なんか学校の教科書にあったっけなぁ」と思いました

そして思ったことがもうひとつ

それはSDガンダムBB戦士です

SDガンダムBB戦士シリーズは武者をテーマにしており(ガンダムは「頑駄無」と書きます)、その中で征夷大将軍と名前がつくものはグレードが高いプラモデルです

征夷大将軍の意味は分からなくてもそのグレードの高さから「征夷大将軍ってかっこいい」と思っていた当時の記憶が蘇ってきました

懐かしさついでに昔気に入っていたSDガンダムBB戦士のプラモデルのリンクを貼っておきます

どれも昔とっても気に入っていたプラモデルたちです

再度購入したい衝動に駆られますが、どれも値段が高騰していますね…

大名の名前の由来

大名の名前の元の意味を知らなかったのですが、大名とは「広い土地を持った人」の意味のだそうです

というのも、税をかけられる土地のことを「名(みょう)」または「名田(みょうでん)」と呼んだらしく、そこから名田をたくさん持った人のことを大名と呼ぶようになったそうです

ちなみに、土地の税は米で納めることが多かったのですが、米の単位は以下のとおりです

  • 1合≒180ml
  • 1升=10合
  • 1斗=10升
  • 1石=10斗

加賀100万石といった表現がありますが、これは10億合ということになり、1合をお茶碗2杯分で考えると、お茶碗20億杯分になります

東京の人口を1,000万人として、全員が3食お茶碗2杯分のご飯を食べるとすると、あれ?たった約67日分?

これはどちらかというと、100万石が大した量ではないということではなくて、今の日本人はそんなに米を食べないということを物語っているのかなと思いました

ドッジ・ラインの驚き

ドッジ・ラインとは1949年に実施された苛烈な財政金融引き締め政策のことです

この政策の影響で国鉄(今のJRグループ)職員が10万人規模で解雇されたというから驚きです(それだけ無駄な人員を抱え込んでいたということなのかもしれませんが)

それだけの解雇者が出ると社会不安も大きくなるようで国鉄三大ミステリー事件と呼ばれる未解決の物騒な事件も起きました

そういう社会不安が現代社会で出現しないことを祈るばかりです〆

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けいやの雑記ブログ

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