駄目なものが駄目を教える?宮沢賢治『鳥箱先生とフウねずみ』の感想

宮沢賢治って、やっぱり面白いんですよね。大学時代に全集を読んだはずなのに、この「鳥箱先生とフウねずみ」はすっかり記憶から抜け落ちていました。ところが先日、子どもが図書館から絵本を借りてきてくれて、久しぶりに再読。「え?こんな話あったっけ?」...

小野田寛郎『たった一人の30年戦争』を読んで ― 二人の“帰還兵”の対照的な生き方

横井庄一さんの『明日への道』を読んだ流れで、もう一人の「最後の日本兵」と呼ばれた小野田寛郎さんにも興味が湧き、『たった一人の30年戦争』を手に取りました。(function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliate...

横井庄一「明日への道」を読む―28年の孤独が教えてくれる「生きる力」

いまの時代、「よっこいしょ(ういち)」というダジャレで有名な芸人——そんな誤解をされていてもおかしくないかもしれません。しかし本当の横井庄一さんは、グアム島のジャングルで戦後28年間も生き抜いた“最後の日本兵”でした。今回は、その横井さんが...

斎藤幸平「人新世の資本論」を読む

子供の頃に感じた直感は正しかった!そんな感想を抱いた本でした。【斎藤幸平:人新世の資本論】無限の経済成長を前提とする資本主義っておかしくない?不都合なことを全部地球に押し付けてどうすんのさ。という子供の頃の疑問は正しかった!そう思える本でし...

末永幸歩「13歳からのアート思考」を読む

前回のブログ記事を上げたのが7月10日。3ヶ月以上もブログを更新していないことになる。別にブログに飽きたとかやる気がなくなったとかそういうわけではなく、単純に本を読む時間などが確保できていないからである。別に本を読むのが見識ある大人の必要条...

田中孝幸「13歳からの地政学」を読む

田中孝幸氏の著書「13歳からの地政学―カイゾクとの地球儀航海」では、最後にひとつの試験問題が出される。自分にとっての世界の中心はどこか?ドキッとする質問だ。自分は本書の内容をしっかり理解できただろうか。間違えるわけにはいかない。間違えたら嫌...

雑誌「RFワールド-No.32-らくらく!エラー訂正符号入門」を読む

数式を使わずによくわかるエラー訂正符号!ということで「RFワールド-No.32-らくらく!エラー訂正符号入門」の個人的メモなどです。ハミング符号については本書でよくわかります。ここまで丁寧にわかりやすく解説してくれる本もなかなかないでしょう...

柳井正「一勝九敗」を読む

柳井正氏の著書「一勝九敗」を読んだ感想です。

東田直樹「自閉症の僕が跳びはねる理由」を読む

東田直樹氏の著書「自閉症の僕が跳びはねる理由」を読んだ感想です。

雑誌「RFワールド-No.23-手作りで学ぶπ/4シフトQPSK」を読む

雑誌「RFワールド-No.23-手作りで学ぶπ/4シフトQPSK」を読んだ感想と要点の個人的なメモを掲載しています。