Tommy Emmanuel – Moon River(ムーン・リバー)を聴く

Tommy Emmanuel(トミー・エマニュエル)が演奏する“Moon River(ムーン・リバー)”

哀愁に満ちた美しい曲です

原曲は映画「ティファニーで朝食を」でオードリー・ヘプバーンが歌った劇中歌です

「ティファニーで朝食を」について

「ティファニーで朝食を(Breakfast at Tiffany’s)」は女優オードリー・ヘップバーン(Audrey Hepburn)の主演映画という印象が強いですが、原作はアメリカの小説家トルーマン・カポーティ(Truman Capote)により1958年に出版された同名の中編小説です

この小説のヒットを受けて1961年に映画化されました

あらすじは、自由奔放で美しい女性ホリー・ゴライトリーと彼女を取り巻く男性たちの物語です

ティファニーの宝石店で朝食を食べるような身分になるべく、美しさを武器に金持ちとの縁組を画策するゴライトリーですが、貧しい生い立ちである彼女が時折見せる寂しそうな仕草が、「華やかな生活だけでは決して手に入れることができない幸せ」を暗示させる、どこか物悲しい作品です

文学作品としても高く評価され、日本の小説家・翻訳家である村上春樹氏も翻訳を出版しています

“Moon River(ムーン・リバー)”について

“Moon River(ムーン・リバー)”は、Johnny Mercer(ジョニー・マーサー)作詞、Henry Mancini(ヘンリー・マッシーニ)作曲の劇中歌です

映画「ティファニーで朝食を(Breakfast at Tiffany’s)」でオードリー・ヘップバーン(Audrey Hepburn)が歌い大人気となりました

歌詞の内容は、物思いにふけりながらムーン・リバーに向かって語りかけているような雰囲気ですが、主題が明確に語られるわけではなく、文学的です

ちなみに、ムーン・リバーはJohnny Mercer(ジョニー・マーサー)の故郷にある河がモデルのようです

以下に歌詞を掲載します(和訳はけいや)

Moon River, ムーン・リバー

Wider than a mile 1マイルより広いけど

I’m crossin’ you in style 立派に渡ってみせるよ

Some day いつの日にか

Old dream maker, 昔見せてくれた夢

You heart breaker, 胸が張り裂けそうな

Wherever your goin’, どこに行こうと

I’m goin’ your way あなたについて行く

Two drifters, 二人の流れ者が

Off to see the world, 世界を見るために出かける

There’s such a lot of world そこには余りにも多くのものがある

To see 見るべきものが

We’re after the same 私たちは同じものを追っている

Rainbow’s end 虹の始まり

Waitin’ round the bend, あの角にあるはずさ

My huckleberry friend, 親愛なるハックルベリー・フレンド

Moon River ムーン・リバー

and me. と私

Tommy Emmanuel(トミー・エマニュエル)が演奏する”Moon River(ムーン・リバー)”は、アルバム”Little By Little”に収録されています〆

コメント

タイトルとURLをコピーしました