草薙龍瞬「反応しない練習」を読む

「なんか俺っていつもイライラしてない?」

ふと一人になったときに冷静に自問してみることがあります

人間ならみんな自分と同じくらい毎日イライラしているものなのでしょうか

だとしたら、世界のイライラ総量を推察するだけで、とてもげんなりです

そんな世界を少しでも救うべく、草薙龍瞬氏の著書反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」を読みました

原始仏教をベースにした人生の苦悩から自由になるための方法を解説してくれています

悩み多き人ほど、本書を読む価値は高いと云えるでしょう

本書の感想

「求める心」の正体

人間には7つの欲望があります

  • 生存欲:生きたい!
  • 睡眠欲:寝たい!
  • 食欲:食べたい!
  • 性欲:ヤりたい!
  • 怠惰欲:楽したい!
  • 感楽欲:楽しみたい!
  • 承認欲:認められたい!

これらの欲望に突き動かされて人間は行動を起こしています

すなわちこれが「求める心」です

本書では度々「正しく理解する」ことの重要性が説かれます

「ある」ものを「ある」と理解すること、「ない」ものを「ある」と誤解しないこと、このプロセスをしっかり経ることが苦悩し続ける人生になるか、希望に満ちた人生を送るかの運命の分かれ道だそうです

ちなみに、承認欲は人間だけが持つ欲望と云われていて、「判断すること」や「比較すること」も承認欲から発生する行動と説明されています

「アドラー心理学」なんかだと、「承認欲求を否定せよ」とか云われますが、本書では出家でも目指さない限り否定する必要はないという立場で、上手くモチベーションに変換して付き合っていきましょうという至極現実的な感じです

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「正しく理解する」練習

自分の心の状態を正しく理解するために、以下が推奨されています

  • 言葉で確認する(ラベリングする)
  • 感覚を意識する
  • 分類する

上ふたつはマインドフルネスのやり方でもよく聞く方法です

言葉で確認する(ラベリングする)

なんでも言葉にしてみること

「自分は今悩みを抱えている」とか、歩くときに「右左右左」とか「1,2,3,4,…」とカウントしてみるとか

言葉にすると、雑念が入りにくいです

感覚を意識する

「手が金属に触れている」とか「呼吸に集中する」とか

自分の五感に集中することで、こちらも雑念が入りにくくなります

分類する

とりあえず悩みを以下の3つに分類して理解してみるとよいそうです

  • 貪欲(とんよく)
  • 怒り
  • 妄想

貪欲とは求めすぎということ

妄想は、煩悩の中でもNo.1に多いそうです

ここで注意ですが、「正しく理解する」「良し悪しを判断する」ではないです

「正しく理解する」とは文字通りただ理解するだけです

まずは目を閉じてみよう

本書では私たちは外の世界を気にしすぎなので、まずは目を閉じることを勧めています

目を閉じることは、人生の基本に据えるべき重要な心掛けだそうです

確かに目を閉じると、情報が一気に遮断されて意識が自分の心に向く気はしますね

目を閉じて、五感に集中するだけで、一時的には悩みは雲散霧消します

ただ相手が目の前にいるときにこれができないのが難しいところですが〆

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