「JR福知山線廃線敷」に行ってきました
現在は廃線となった旧国鉄福知山線に沿って歩く散策コースです
距離は、JR西日本・西宮名塩駅~武田尾駅間に相当する約5kmで、片道2時間程度のコースとなります
「JR福知山線廃線敷」とは?
「廃線敷」の読み方は、「はいせんしき」「はいせんじき」または「はいせんふ」とも
旧国鉄(現在のJR)福知山線は、1986年の新線の開業に伴い、87年間に及ぶその役目を終えました
その廃線に安全対策工事を施し、2016年より一般公開された散策コースが「JR福知山線廃線敷」です
散策コースは、兵庫県の宝塚市と西宮市の境目となる武庫川に沿って歩きます
アクセス
今回はJR西宮名塩駅から出発してJR武田尾駅に至るルートを選択しました
現地までの移動手段は車を選択
JR西宮名塩駅近くの塩瀬中央公園に無料駐車場があるため、公園散策も兼ねて、塩瀬中央公園からの出発です
位置関係は以下の図のとおり
所要時間は以下のとおり
- ①塩瀬中央公園→②JR西宮名塩駅(徒歩で約15分)
- ②JR西宮名塩駅→③JR武田尾駅(JR福知山線廃線敷、徒歩で約2時間)
- ③JR武田尾駅→②JR西宮名塩駅(電車でひと駅)
- ②JR西宮名塩駅→①塩瀬中央公園(徒歩で約15分)
散策結果
季節は3月、桜の開花前の平日、ということで人は疎らでした
おおむね武庫川に沿って歩くため、以下のような景色が続きます
線路の下は断崖絶壁、川の水流の音も勢いよく聞こえるため、なかなかの迫力です
続いて、本コースの目玉の一つであるトンネルです
コース中には大小合わせて6個のトンネルがあります
トンネル内には照明が無いため、距離が長いトンネル内は完全なる闇です
闇で視界が効かなくなるため懐中電灯は必須です
寒いトンネル内の暗闇を小さな懐中電灯の光で引き裂いて歩く行為は、かなり非日常な体験でドキドキします
気になるあの娘と一緒に行けば吊り橋効果間違いなしです
なお、トンネル内でフラッシュを焚いて写真を撮ると以下のような感じになりました
道は舗装がされていないため、底の柔らかい靴だと足の裏が痛くなるかもしれません
廃線敷なので、基本的に以下のように線路の枕木やバラスト(砂利)がそのままの感じです
散策中に前方から若者の集団が歩いてくると、映画Stand By Me(スタンド・バイ・ミー)のシーンが脳裏をよぎります
以下のような鉄橋を渡ったりもします
おわりに
「JR福知山線廃線敷」は全長は5km程度ですが、足場が悪いため歩くと2時間程度要します
足を滑らせないように足腰を使うので、なかなか良い運動です
小学生くらいなら歩けるコースだと思われるので、家族連れで訪れるのも良いと思います
もちろん、トンネルの吊り橋効果を狙ったカップルにもおすすめです
今回は桜の開花前、いわばシーズンオフに訪れましたが、これはこれで人が少なくて自然への没入感があり良かったです
次回は桜や紅葉の季節に訪れてみたいと思います〆
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