「食事って地味に時間を取られるよな」
「ちょっと食べる量を減らしてみたい」
ということで、石原結實(いしはらゆうみ)氏の著書「空腹力 やせる、若返る、健康になる」を読みました
2008年ごろの本のようです
要は1日1食でも健康を保てるよという本です
なお、本書は東洋医学に傾倒した内容となっています
本書の感想
現代人は血が汚れている
出ました、東洋医学の「血の汚れ」が原因論
現代人は老廃物が体内に蓄積され過ぎているため健康がすぐれないそうです
老廃物(中間代謝物)が身体に蓄積する原因は以下のとおり
- タンパク質、脂肪、炭水化物の取りすぎ
- ビタミン、ミネラルの不足
なので本書では食事量を減らして(タンパク質、脂肪、炭水化物を減らして)、ニンジン・リンゴ・ジュースのようなビタミン、ミネラルを補給できる飲み物を飲むことを推奨しています
ニンジン・リンゴ・ジュース断食
本書では「ニンジン・リンゴ・ジュース断食」という方法が紹介されています
調べてみると著者が設立したヒポクラティック・サナトリウムで実践が可能なようです
場所は伊豆の高原
色々な断食コースが用意されており、最長で9泊10日プランのようです
伊豆高原で10日間ニンジン・リンゴ・ジュースを飲み続けると聞くだけで、心身ともにリフレッシュされる気がしてきます
断食とはいっても水しか飲めない、みたいな苦行系ではなさそうなので、ちょっと体験してみたいですね
陽性の食べ物・陰性の食べ物
東洋医学で必ず出てくる陰陽の考え方
個人的には首をかしげたくなる考え方ですが、一応勉強しておきましょう
陽性の食べ物は身体を温めます
陰性の食べ物は身体を冷やします
食べ物の区分の仕方は以下です
- 陽性(身体を温める):北方産、硬い、赤・黒・橙・黄色
- 陰性(身体を冷やす):南方産、柔らかく水っぽい、青・白・緑色
具体的には以下のような感じです
- 陽性(身体を温める):チーズ、根菜、小豆、黒豆、そば、赤身の肉、卵黄、みそ、しょうゆ、リンゴ、サクランボ、ブドウ、プルーン、鮭、鱈、米、明太子、ちりめんじゃこ、日本酒、赤ワイン
- 陰性(身体を冷やす):牛乳、葉菜、大豆、うどん、卵白、バナナ、パイナップル、みかん、レモン、トマト、キュウリ、スイカ、カレー、コーヒー、緑茶、パン、バター、マヨネーズ、クリーム、水、コーラ、ジュース、酢、かんきつ類、ビール、ウィスキー
ここで注意が必要なのは、陽性(身体を温める)の食べ物だけを食べていれば良いというわけではないことです
大切なのは自分の体調を陰性と陽性の間、すなわち間性に保つこと
なので陽性体質の人は陰性の食べ物を、陰性体質の人は陽性の食べ物を意識的にとる必要があるみたいです
陰性体質、陽性体質の見分け方は以下のとおり
- 陽性体質:筋肉質、体温が高い、陽気、食欲旺盛、ハゲ頭
- 陰性体質:痩せている、肩こり、頭痛、めまい、動機、息切れ、白髪
ということで、健康に不安を抱えている人はたいてい陰性体質ということですね
ハゲって陽性体質なんだ…〆
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