Tommy Emmanuel(トミー・エマニュエル)が演奏するClassical Gas(クラシカル・ガス)の紹介です
とにかく勢いが半端ない曲です
“Classical Gas(クラシカル・ガス)”について
オリジナルはMason Williamsの曲
“Classical Gas”はアメリカの作曲家Mason Williams(メイソン・ウィリアムス)によって1968年にリリースされた曲です
オリジナルバージョンの動画はこちらです(クラシックギターを弾いているのがMason Williams)
クラシックギターのソロ演奏から始まり、ドラム、オーケストラと順に重厚感が増していくアレンジがとても格好良いです
また、スタジオのスポットライトの演出も素敵です
1968年というと2020年からして50年近く昔ですが、良いものはいつの時代に見ても良いものです
なお、Mason Williamsの肩書きは作曲家だけでなく、クラシックギター奏者、脚本家、コメディアン、作詞家と多岐に及んでおり、多彩な人物であることが伺えます
“Classical Gas”の意味
ところで”Classical Gas”とはどういう意味でしょうか?
classicalgas.comというサイト[1]Mason Williamsのサイトからリンクが張られていますhttp://www.masonwilliams-online.com/home.htmlによれば以下の経緯のようです
I didn’t really have any big plans for it, other than maybe to have a piece to play at parties when they passed the guitar around. I envisioned it as simply repertoire or “fuel” for the classical guitar, so I called it Classical Gasoline.
つまり、「パーティ演奏用のクラシックギターのレパートリーとして作った。即ち、クラシックギターに注入する燃料みたいな意味で”Classical Gasoline”と呼んだ。」という経緯みたいです
そして後に”Gasoline”の部分が省略されて”Classical Gas”となりました
云うなれば、クラシックギターを自動車に、音楽をガソリンに見立てていることになりますが、なかなかお洒落な比喩だと思います
Tommyのアレンジによる”Classical Gas”
“Classical Gas”は上記のとおり元々ギターとオーケストラによる編曲です
Tommy Emmanuelによるアレンジの”Classical Gas”は冒頭で紹介したとおり、アコースティックギター1本の演奏が有名です
ただ「Tommy+オーケストラ」バージョンの編曲も存在しており、Tommy Emmanuelのアルバム”Classical Gas“に収録されています
なお、このアルバムは「Tommy Emmanuel+バンド+オーケストラ」の編成を基本としたライブアルバムであり、Tommyの音楽性が色濃く出ています
Tommyのアルバムの中でもけいやが一番好きなアルバムであり、Tommyファンなら必ず聴いて欲しい作品です〆
References
↑1 | Mason Williamsのサイトからリンクが張られていますhttp://www.masonwilliams-online.com/home.html |
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