Blue MoonのTAB譜
Tommy Emmanuel(トミー・エマニュエル)が演奏する”Blue Moon(ブルームーン)”のTAB譜(ギタースコア、楽譜)を作りました
トミーが通称”One-Man Band”(一人でドラム・ベース・リズムギター・リードギターを表現するスタイル)で演奏する代表曲です
その”One-Man Band”を演出する要素(パーカッシブな表現等)を可能な限りTab譜に詰め込みました
間違いなく世界一正確なトミー版Blue MoonのTab譜になっています
細かな部分まで注意深く確認いただけたら幸いです
採譜はPower Tab Editorです
以下のYoutubeで公開しています
採譜のデータ(.ptb&.pdf)は以下からダウンロード可能です(download here!)
006_BlueMoon_TommyEmmanuel.ptb 006_BlueMoon_TommyEmmanuel.pdfなお、今回の採譜に使用した動画は以下になります
Blue Moon(ブルームーン)について
そもそもBlue Moonって何?
そのまま訳すと「青い月」ですが、「月って青かったっけ?」となりますよね
“Blue Moon”の説明は幾つかあるようです
- 月が青く見える現象(大気中の塵や煙が原因)
- アメリカ・メイン州の農暦で指すところの”Blue Moon”(シーズン中3/4回目の満月)
- ひと月に満月が2回ある場合の2回目の満月
上記のように諸説ありますが、いずれにしても希に起こる現象であることは共通しています
英語の場合、“once in a blue moon(滅多に~ない)”という慣用句があるくらいです
Blue Moonのオリジナル曲
“Blue Moon”は古い曲で、1934年に作曲家Richard Rodgers(リチャード・ロジャース)と作詞家Lorenz Hart(ロレンツ・ハート)によって作曲されました
この二人はミュージカル界では有名な名コンビであり、二人の人生は1948年に“Words and Music(ワーズ&ミュージック)“という映画にもなっています
“Blue Moon”を歌う歌手はたくさんいますが、ここでは”My Way”などで有名なFrank Sinatra(フランク・シナトラ)のバージョンを挙げておきます
クルーナーボイス(低い声でそっと囁くような歌い方)が心地よいです
ウィスキーを片手にゆっくり聴きたくなるような曲です
以下に歌詞も載せておきます(拙訳はけいや)
Blue moon, you saw me standin’ alone 青い月、君は一人佇む私を見ている
Without a dream in my heart, without a love of my own 夢も愛も失った私を
Blue moon, you knew just what I was there for 青い月、君は私がそこにいた理由を知っていた
You heard me sayin’ a prayer for 君は私の祈りを聞いていた
Someone I really could care for 私が愛する誰かのために捧げた祈りを
And then there suddenly appeared before me そしてそれは突然目の前に現れた
The only one my arms will hold 私が抱きしめる運命の人が
I heard somebody whisper “please adore me” 誰かが「私を愛して」と囁くのが聞こえた
And when I looked, the moon had turned to gold 見上げると、月は金色に変わっていた
Blue moon, now I’m no longer alone 青い月、もう私は孤独じゃない
Without a dream in my heart, Without a love of my own 夢も愛も失った孤独な人ではない
歌詞の内容は、孤独な時は月が青く見えたけど、君と出会って月が金色になった!というもの
とても単純ですが、ジャジーなアレンジに乗せると、女性を口説けそうな気がしてきます
音楽って本当、雰囲気です〆
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