「電子書籍って便利そうだな…」と購入しようか迷っている方がおられると思います
本記事ではKindleのメリット/デメリットについて紹介します
個人的にはKindle Paperwhiteを購入してから2年が経ちました
使ってみた感想としては、絶対おすすめ、なのですが、生活スタイルに左右される部分もあるので、その辺りも踏まえて紹介したいと思います[1]本記事は、特に断りがなければ、KindleはKindle Paperwhiteを意味します。
Kindleのメリット(第1位~第3位)
第1位 :片手で本が読める
もともと本を読むのは好きだったのですが、以下の悩みを抱えていました
そうなると、通勤電車の中で読もうか、と試みるわけですが、すぐに新しい課題に直面します
電車の中で座れれば良いですが、通勤時間帯は混雑しており普通は座れません
立ちの場合は、鞄を腕に掛ければ文庫本を持つことが可能ですが、ページをめくる際に、つり革側の手を一瞬離してはページをめくり、またつり革を掴むという動作の繰り返しになります
この課題を解決してくれたのがKindleでした
Kindleは画面に指を触れるだけでページがめくれます
つまり、片手でページがめくれるのです!
Kindleの場合は、つり革側の手を離す必要がなく、混雑した電車内でも安心して本を読むことができます
このメリットのおかげで、通勤中の読書に積極的になり、読書時間の確保が可能となりました
第2位 :持ち運びが快適
文庫本に比べてKindleは薄いです
- Kindleの厚さ:1cmくらい
- 文庫本の厚さ:2cm~4cmくらい
かさ張らないので、外出時に荷物を減らしたい方におすすめです
冬の場合は、コートのポケットにKindleを入れて外出することも可能です
ただし、重さに関してはKindleの方が軽いというわけではありません
- Kindleの重さ:200gくらい
- 文庫本の重さ:100g~200gくらい
本の種類にもよりますが、文庫本1冊の方が軽い場合が多い気がします
スマホが150gくらいなので、それより少し重いくらいです
個人的には気になる重さではありません
もちろん、部屋に本棚が必要ないのも大きなメリットです
特に漫画は場所を大きく占領するので、Kindleの威力が絶大です
Kindleはミニマリストの方にはおすすめのアイテムです
第3位 :ハイライト機能が便利
Kindleには記憶に残したい部分を指でなぞってハイライトする機能があります
ちょうど紙面を蛍光ペンでなぞる感じです
Kindleの便利なところは、ハイライト部分だけを後からまとめて表示できる点です
以下のように表示されます
記憶に残したい部分をしっかりと記録に残せる機能でとても便利です
昔はよく気に入った文章をノートに転記したものですが、その必要はもうありません
Kindleのデメリット (第1位~第3位)
ここからは個人的なデメリットTOP3です
Kindleが便利とは云っても、紙の本に及ばない部分は多数あります
第1位:拾い読みがしづらい
Kindleで一番ストレスに感じる場面は、文章を拾い読みしたいときです
紙の本の場合は、ページを一気にめくって、気になる部分だけ少し読む、本の中を行ったり来たりして読む、という拾い読み/飛ばし読み/速読が可能です
しかし、Kindleでは1ページずつページをめくる必要があるので、紙の本のような拾い読み/飛ばし読み/速読は難しいです
第2位:Kindleで買えない本がある
世の中の本がすべてKindle化されているわけではありません
Kindleで購入できない本は多数あります
傾向としては、古い本、マイナーな本がKindle化されていないことが多い気がします
マニアックな本を読む機会が多い方は、Kindle購入前に自分の趣味にあった本がKindle化されているかチェックしたほうが良いです
ただ一般的な読者であれば、大体の本がKindle化されていると思います
第3位:試し読みがしづらい
第1位のデメリット「拾い読みがしづらい」に似ていますが、こちらは本を購入する前のお話です
書店だと複数の本をぱらぱらめくりながら「どの本にしようかな」とできます
Kindleでも無料サンプルを読むことはできますが、以下の理由であまり快適ではありません
- ダウンロードが面倒くさい
- 本の一部しか見れない
書店での体験をKindleストアで得ることは難しいです
Kindleのメリット(第4位~第9位)
ここからはメリットの第4位以降を紹介します
順位は落としていますが、それなりに大きなメリットです
第4位:いつでも本が買える
買いたい時に本が買えます
本屋に行く必要がないので便利です
第5位:Kindle Unlimitedが利用できる
有料(月額980円)ですが、Kindle Unlimitedの選択肢が増えます
本が読み放題のサービスです
幅広いジャンルの本をたくさん読みたい方にお薦めです
逆に特定の分野に絞って本を読む方は、読み放題対象の本が不足するのでお薦めしません
ちなみに、けいやはKindle Unlimitedを利用しています
第6位:暗闇でも読める
Kindleの画面自体が明るいので、暗闇でも照明なしで読書が可能です
また、以下の理由によりスマホのように眼が疲れることもありません
- スマホ:バックライトで直接人の目に光を入れる(直接光)
- Kindle:フロントライトで画面自体を照らし、その反射光を目に捉える(間接光)
眼の疲れ方の体感としては以下のような感じです
やはり紙の本が一番眼が疲れないです
ただ紙の本とKindleとの差はかなり小さいです
逆にKindleとスマホとの差はかなり大きいです
けいやはKindle端末を購入する前は、スマホでKindleを利用していたのですが、眼の疲れが気になるので長時間の読書はできませんでした
第7位:辞書機能が便利
「この漢字なんて読むのだろう?」
「この熟語の意味は?」
「英単語の意味がわからない」
そんなときは文字の上に指を数秒当てれば、辞書の検索結果が表示されます
紙の辞書をいちいち引く必要はありません
英語の本を読む人など、人によってはこの辞書機能が一番便利と感じるかもしれません
第8位:文字の大きさが変えられる
表示する文字の大きさを変更できます
視力が弱い方でも快適に読書が可能です
第9位:紙の本より価格が安い
紙の本よりKindle版の方が若干安いです
Kindleのデメリット(第4位~第6位)
続いて、デメリットの第4位以降です
第4位:カラーの本は向かない
Kindle Paperwhiteは白黒表示なので、カラー本(特に雑誌や専門書)の読み心地は良くないです
カラー本を電子書籍で読みたいのであれば、スマホやタブレットに軍配が上がります
また、文章中に図や表が画像データとして取り込まれている場合も読みづらいです(漫画は除く)
雑誌や専門書しか読まない、という方にはKindleはおすすめしません[2]Kindle Fire HDであればカラー表示もOKです。今回はあくまでKindle Paperwhiteでのお話
第5位:充電が必要
当たり前ですが充電が必要です
ただし、殆ど負担になりません
1日30分の読書であれば、2週間くらいは充電しないで使えます
第6位:本が売れない
これは個人的には圏外のデメリットなのですが、読書完了後に本を売ることができません
けいやの場合は、紙の本であっても売らないので気になりません
本をよく売っていた方は、金銭的なデメリットになると思います
おわりに
以上、Kindleのメリット/デメリットについて紹介しました
KindleにはKindleの良さが、紙の本には紙の本の良さがあります
なので、個人的にはKindleも紙の本も両方買えば良いと思います
けいやの場合は、Kindleはデメリットよりもメリットの方が大きいと感じているので、完全なKindle生活に移行しています(紙の本は全く買わない)
個人的にはKindleは快適な読書ライフを提供してくれるので、絶対おすすめです!
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