雪が降るすすきの、街に光るネオンサイン、BARに大泉洋
これだけで最高の設定だろ、絶対に面白い
というわけで、「探偵はBARにいる」を観てみました
まぁ、Amazonのプライム・ビデオのラインナップに入っていたので観たわけですが
結果は、普通に面白かったです
映画やドラマはストーリーではなくキャストで選ぶ派の僕ですが、大泉洋(探偵)、松田龍平(相棒)、小雪(依頼人)のキャストはやっぱり観たくなりますね
特に「僕、俳優だけど芸人より面白いこと云っちゃうよ」的な雰囲気の大泉洋が好きです
映画の冒頭、大泉洋扮する探偵<俺>はオセロゲームを前にして云います
「教えてあげるよ、このゲームの奥深さを。表と裏、白と黒、簡単に裏返る。人間と同じだ」
文字にすると普通に格好良いセリフです
しかし、大泉洋が云うとなんかもう3枚目感が半端ないです
カッコつければつけるほど溢れ出る3枚目感
なんなんですかね?表情でしょうか?
案の定、 この後、雪の中に生き埋めにされたり、依頼人にキレたり、酔いつぶれたり、ヤクザに追い掛け回されたり、オカマに拉致されたりと、大いに躍動する大泉洋
体張ってて大変そうです
見ている方は楽しいですが
相棒の松田龍平のほうは、世相を反映する無気力ボーイな役
欲がなくていつも寝ているのに喧嘩が強いとか、少年心をくすぐられます
僕もこんな風に生きてみたい(男なら誰しも思うよね?)
あと小雪さんが美しいです
いや、美しいを通り越して、神秘的と表現したほうが良いのかもしれない
クラブのママさんという世俗にまみれた役ですが、それと相反する小雪さんのたたずまい
こんな女性と二人っきりになったら何を話したら良いのだろう…
と、そんな無意味な想像をして少し緊張しました
電話越しの声のシーンも多いのですが、この声もまた魅力的です
落ち着くというか、癒されるというか、ずっと聞いていたい囁き声です
小雪さんのASMRが欲しい(あるわけない)
そんな感じで役者だけで十分に楽しめる映画でした
ストーリーも割と手が込んでいるというか、登場人物が多いというか、ぼーっと観ていると話がわからなくなるかもしれません
続編の2や3もあるみたいなので、こちらもいつか観てみたいです
あと、いつかすすきので遊びたい〆
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